タケゾーです。
国内最大級のゲームショウ、東京ゲームショウ2017を見学して来ました!
9/21(木)から9/24(日)の4日間開催され、最初の2日間はビジネスデーとして主に関係者が見学することができ、土日の2日間は一般デーとして通常のお客さんが見学することができます。
4日間のイベントで25万人が来場したとのことです。
2、3年位前はスマホ、ソシャゲー勢が大半を占めておりましたが、今年はほとんど出展が無く、また去年VR元年として盛り上がっていたVR関連も展示はありましたが去年の程の盛り上がりではありませんでした。
その代わりに今年は期待されるタイトルが続々と出展されているのと、e-sports関連が目立っていました。
ゲーム業界もまだまだ熱い!ということですな。
もっともっと盛り上がって行ってもらいたいものです。
メジャータイトルは勿論、インディーズ、特にビジネスデー2日目に行われる『センス・オブ・ワンダーナイト』が面白いので紹介していきます。
※なお、コンパニオンのお姉ちゃんやコスプレなどの写真はないので少しでも期待している人はゴメンナサイ...
まずはメインホールのパブリッシャーの出展を覗いてきました。
ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント
去年のTGSではSwitchがここまで好調になるとは思ってもいませんでしたが、PS4はまだまだ健在です。
今年の目玉はやはり『モンスターハンターワールド』。
SIEのブースにも特設コーナーが設けられており、やはり目玉の一つになっていました。
モンハンでありながらオープンワールドの世界で狩りができると、いままでのナンバリングタイトルとはシステムが異なる新しいモンハン。
PSプラットフォームで遊べるのことを待ち望んでおりましたが、ようやく遊べるときが来ました!
ビジネスデーにも関わらずカプコンブース含めて試遊台には長蛇の列ができており体験は断念いたしました...
が、やはりモンハン!
今からプレイできることが待ち遠しいです。
でもその前になんとかしてPS4を購入しなければ...
それから『グランツー』と『コールオブデューティ』の特設コーナーがありました。
ちょっと変わったタイトルでは『HIDDEN AGENDA』が気になりました。
画面に出てくる選択肢を複数のプレイヤーがスマホで操作して選択し、多数決で選択された項目によって話の展開が変わっていくアドベンチャーゲームとのことです。
実際にどれだけ感情移入できて、複数人によるプレイで変化することが楽しいかは体験してみないと分かりませんが、こういった変わり種を出してくるあたりSIEらしくて楽しみです。
バンダイナムコエンターテイメント
色々と盛り上がっていましたが、そのなかでも気になったのが『CODE VEIN(コードヴェイン)』。
ゴッドイーターを作っているチームが手がけていることもあり、なかなか面白そうなアクションRPGが出てきたなと思いました。
見ている限りでもかなりガチなアクションになっているようで、良い意味で難易度も高めなアクションゲームといった印象でした。
スクウェア・エニックス
FF15関連の拡張パックやスピンオフ系のタイトルが目白押しといった感じです。
エピソード イグニスも12月に配信される予定とのことです。
キャラクタはデフォルメキャラクタになっていますが、ストーリーはそのまま追体験できるとのことです。
確かにPS4などの据置機でがっつりできない自分にとってはありがたいかも知れない。
というか最近は据置機でゲームをする人はやはり減っているので少しでも多くの人に知ってもらうためにもスマホ版を出したということなんだろう。
これで興味を持ってもらってPS4もしくはPC版でプレイしてくれる人が少しでも増えてくれたといったところでしょうか。
他にもいろいろと気になるタイトルがありましたが、あまりゆっくり見学できなかったためここいらで一旦終わりとして、いよいよ本題の『センス・オブ・ワンダーナイト』を紹介していきたいと思います!
センス・オブ・ワンダーナイトとは?
「センス・オブ・ワンダー ナイト 2017(SOWN 2017)」は、"見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もがはっと、自分の世界が何か変わるような感覚"=「センス・オブ・ワンダー」を引き起こすようなゲームのアイデアを発掘し、ゲーム開発者に東京ゲームショウ会場でプレゼンテーションと展示の機会を提供する企画として、今年で10回目の開催を迎えます。
今年は8作品がノミネートされていました。
- 29
- Blink
- Old Man's Journey
- Shcocooococo
- StrangeTelephone
- EARTH DEFENSE SATELLITE
- Conga Master
- ACE OF SEAFOOD
ジャッジはスマイルハンマーを振るだけ!
そして最後に6つの賞が与えられます!
- Best Experimental Game Award
- Best Technological Game Award
- Best Game Design Award
- Best Arts Award
- Best Presentation Award
- Audience Award
この中で名誉あるオーディエンスアワードは進行役の新清士氏がスマイルハンマーの盛り上がり耳で判断し、2作品を選出、それを最終的にオーディエンスがどちらが良いかをスマイルハンマーで選ばれる。
その賞を受賞した作品がこちら!
ACE OF SEAFOOD
海中を魚になってビームを撃ちまくるサードパーソンシューティング。
イワシの様な弱小キャラがド派手にビームぶっ放して大きい魚を倒していく爽快感となかなかぶっ飛んだ内容になってます。
おふざけな内容ですがゲーム画面やシステムはなかなかのものです。
ちなみにほぼ一人で3、4年かけて作っているそうです。
イワシなどの群れる魚はデコイを発射してそっちにつられているうちに攻撃したり逃げたりすることが出来ます。
また、カニなど身体の一部を「自切」して、その隙に逃げたり、穴を掘って逃げることも可能です。
逆にサメなどの大きな魚はビームなど撃たなくても捕食することもでき、それにより相手の能力を得ることも可能とのことです。
この作品が見事オーディエンスアワードを受賞しました。
EARTH DEFENSE SATELLITE
ヒラメキ0.1秒、製作3ヶ月というこちらの作品。
オーディエンスアワード候補の2作品で残念ながら受賞を逃した作品です。
プレゼン用の版を作成しているのか、実際に動かしながらプレゼンをしていました。
「これが地球で、地球も生物なので動かすことが出来ます。」
「月が引力によって常に地球の周りを回っています。」
「地球を動かすとそれにくっついてきます。」
「敵が出てくるので地球を動かして月を敵にぶつけて破壊して地球を護ります。」
「なのでEARTH DEFENSE SATELLITE!!!」
めちゃくちゃ分かりやすいし面白そう!
その後は実際にゲームをプレイしてプレゼンをしていました。
オーディエンスは逃してしまいましたが、ベストプレゼンテーションは受賞していました。
その他のタイトルもとても魅力的なゲームでした。
Blink
明るいところを見てから目を閉じると目の裏に光の残像見たいのが見えるというところからヒントを得て作られた作品。
基本的には2Dのプラットフォームゲーム。
ゲーム内の光がギミックとなっており、目を閉じたときに光の残像が足場となって進めなかったところが進めるようになっていきステージをクリアしていく。
StrangeTelephone
都市伝説のかけると怖い電話番号をモチーフにしたゲーム。
ゲーム内で6桁の電話番号を入力すると番号に応じて自動生成された不思議なステージをクリアしていくゲーム。
CongaMaster
最高のコンガラインを目指すゲーム。
コンガラインには馴染みがないですが、キャラが可愛らしいし、お邪魔キャラもコミカルで楽しげなゲームです。
やはりインディーズは勢いがありますね!
なんか作ってる人たちが一番面白そうにしているのがとても印象的でした。
そりゃそうだ、作ってる人が面白くなければ面白いゲームなんて作れるわけがない。
ビジネスデーではありますが機会があったら是非会場でその熱気を感じてみてください!