タケゾーです。
今月もCoderDojo千葉に参加しました。
台風18号の影響で開催が危ぶまれましたが、何とか開催出来ました。
午前中もまだ強風ではありましたが多くの方が参加してくれていました。
CoderDojoとは?
CoderDojo とはアイルランドから始まったムーブメントです。
ボランティアと小中学生が一緒になり、プログラミングにはげむ「道場」です。
メンターと呼ばれるボランティアの人がいますが、基本的には手取り足取りは教えません。
自分で課題を見つけて分からないことがあればメンターに聞く、ただしメンターも全ての教えるのではなく、一緒に考えるというポリシーとのことです。
今回は初めての方が3組、それ以外の方が8組程参加されていました。
午前の部
Scratchを使ってのプログラム学習となっています。
最初のレクチャーではScratchの猫を動かすところまで教えますが、その後は各自自由に作っていきます。
Ninjaからの質問で電流イライラ棒(例えが古いか...)のように自分で描いたルートの内側を点を移動させていくというゲームを作っているらしく、壁とのあたりを取りたいとのことでした。
当たり判定ってまともにやると結構処理が大変だし、結構面倒な部類です。ましてやフリーハンドで描いたようなコースとなるとさらに面倒なことに。
と思って入門書をぱらぱら見ていたら色との接触判定という命令があったので、これでとりあえず当たりは取れるということを教えてあげてなんとか完成できるとこまで持っていくことが出来ました。
たしかにこの手のゲームって作りたくなるよなぁと思って調べていたらCoderDojo ChibaのFacebookでも紹介されていましたが、Scratchの良いチュートリアルがあったので紹介しておきます。
このチュートリアルでプラットフォーマーといわれるジャンル(いわゆるマリオ)のようなゲームを学ぶことが出来ます。
背景を透明にして線を描けばそれとのあたりで判定することが出来るとのことです。
後はシューティングゲームあたりの作り方を押さえておけば大体教えることはできそうだ。
後で確認しておこう。
それからCoderDojo Japanから余ったMindstormを譲って頂けたということで1年くらい通っている二人のNinjaがトライしてました。
Mindstorm EV3はレゴのブロックだけでなく、モーターやセンサー、それを制御するためにプログラムを実行する本体を組み合わせて自分オリジナルのロボットが作成で着てしまうキットです。
プログラムはPCでScratchの様なビジュアルプログラミングで作成することができます。
本体には1~4、A~Dのポートがあり、センサーを1~4、モーターなどのアクチュエータはA~Dに接続し、プログラムで例えばAのLモーターをパワー50%で10回転のような命令をセットして実行することで制御することが出来ます。
プログラムを作成したら本体に転送して実行することで実際にレゴで作成したロボットを動かすことが出来ます。
転送方法はUSBでPCと接続するだけでなく、BluetoothやWi-fiでも接続できるとの事です。
自分が20年位前に購入した初代Mindstormは専用の赤外線端末を本体に向けて送信していたが、時代は変わったものです。
改め欲しいと思いますが意外に高いので当分買うことは出来ないでと思われます...
付属品にUSBが含まれていなかったのでBluetoothでの接続を試みます。
といっても意外に簡単で本体の設定をBluetoothモードに設定して、PC側のBluetoothをONにして、EV3のプログラムのアプリケーションから本体の検索を行うとEV3という項目が出てきます。
それを選択することで認識されて本体側で認識されたPCの接続を許可するだけで接続が完了します。
後は勝手に組み立てて遊んでいました。
最後に
初めて参加していた家族が親子で楽しそうにプログラムをしている姿がとても印象的でした。
親子でプログラムに触れられる機会があるって多分ものすごく印象的な思い出になると思うんですよ。
これで少しでもプログラムに興味を持ってくれたと思います。
簡単にプログラムが体験できて、Mindstormのような玩具もあって今の子供たちがうらやましい限りです。