ヘウンデに到着。
去年のおじさんを探すぞ。
住所と電話番号は分かってるけど、
とりあえず警察でこの住所の場所を教えてもらおう。
警察で頑張って説明してみた。
「この住所の場所を教えてください。このおじさんを探しています。」
写真を見せながら説明する。
「知り合いか?」
「はい、去年ここで一緒にお酒を飲んだんです。」
そんな会話ができてると思っていたら、
おもむろに僕のメモを取り上げてどこかに電話しています。
「もしもし?」
「(なんかへんな日本人があなたのこと探してますよ)」
「名前は?」
警察官が聞いてくる。
「タケゾーです。」
「(タケゾーって人知ってる?)」
電話を切る警察官。
「20分くらいで来るよ。」
あぁ、自分で探そうと思ってたのに…
しばらくするとおじさんが現れた。
本当に会えるとは思ってなかったので、ホントに嬉しい。
とりあえず抱き合って再会を喜んだが、おじさん本当に覚えていてくれてたのだろうか…
その後はまた二人で屋台に行って、マッコリを飲みながら話をした。
日本から持ってきたお土産も渡した。
ヘウンデの海岸を案内してくれた。
日が暮れるまで一緒に話した。
泊まる宿も探してくれた。
宿代まで払ってもらった。
再会後はアジョシではなく、アボニム(お父様)と呼ぶようにしていた。
アボニム、突然押しかけて迷惑だったろうに本当にありがとうございます。