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プログラムやゲーム、旅、愛する家族について綴っていきます。

【記憶のゴミ箱】ダンジョンエクスプローラー

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中学生の時好きだったゲーム。

 

僕がと言うよりは僕たちが好きなゲーム。

中学の時の仲良し組みで集まっては良く遊んだゲームだ。

何回クリアしたことか。

 

PCエンジンのゲームで、最大5人で遊べるアクションRPG

その当時は次どこに行ったら良いか、

ダンジョンの最短のルートを覚えるまでやり込んでいた。

 

I本はファイター、Y山はシーフかドワーフ、M本はエルフ、

そして自分はビショップだ。

各々キャラクターも決まっていてほとんど同じパティー構成になっていた。

 

幾度と無く同じ道を通り、幾度と無くボスを倒す。

その繰り返しだったが楽しかった。

デスが出てきたときはみんなであっちでもない、こっちでもないと

ギャーギャー騒ぎながら遊んでいた。

 

時には闘技場で殺し合いもした。

当然ビショップでは勝てるわけも無く、いつも悔しい思いをしていた。

 

それでも今日も集まってはみんなで遊んでいた。

 

そういえばPCエンジンのゲームって集まって遊べるゲームが多かったんだよね。

フォーメンションサッカーやファイヤープロレスリングなんかはその代表で、

そのファイヤープロレスリングではこんなこともあった。

 

いつものように集まって4人でファイヤープロレスリングで遊んでいた。

初代ファイプロはハメ技があった。

リング外に一度落ちると、リングインする際にそこを狙われ打撃系の大技が決まってしまい、

再びリング外に落ちてしまうというものだ。

暗黙の了解があって、ある程度体力を削る分には多少のハメは許されていた。

しかし、勝ち負けにこだわり試合に没頭するあまり、

ちょっと調子に乗りすぎたあまりにこれでもかいうほどにハメ技を食らわしていた。

その刹那、M本が叫んだ。

 

「ハメるなよ!」

 

まじ切れだったと思う。

ケンカになった。

 

「ゲームくらいで怒るなよ!」

Y山が言ってケンカは収まった。

 

その後は険悪な雰囲気の中でゲームを続けた。

当然、ハメは封印された。

ゲームくらいで怒るなよ。

確かにゲームくらいでと言うが、それほどうちらが純粋だったのか、バカだったのか...

ちなみにファイプロ2ではそのあたりが少し改善され、起き上がりのタイミングがずらせるようになっていた。

 

こういうのも良い思い出で、またみんなで集まって遊びたいと時々思ったりもする。

 

【記憶のゴミ箱】どうしてもやりたかった『ドラクエ3』

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中学生は残酷だ。

 

ドラクエ3、予約できたか?」

「ダメだった...」

 

僕らが行動できる範囲なんてものは限られていた。

ゲームソフトが買えるお店はそんなに多くはなかった。

少なくとも最寄の駅にはそんなお店は無い。

隣の駅には百貨店、小さなおもちゃ屋さんがあり、

また逆の駅にも2件、小さいおもちゃ屋さんがあるくらいだった。

そんな中、M本だけが予約することができた。

 

僕たちはどうしても『ドラクエ3』がやりたかった。

 

発売日当日。

僕たちはおもちゃ屋さんに向かった。

 

「予約したM本ですけど。電話番号はXX-XXXXです。」

 

店のおばちゃんは台帳に書かれている名前を確認すると、ドラクエ3を手渡した。

M本の名前を騙ってドラクエ3を手に入れた。

まったく罪悪感も無くドラクエ3を手に入れた。

 

早速、Y山の家に戻りドラクエを始める。

その頃のM本といえば当然ドラクエを手にすることはできず、

ただただ立ち尽くしていたのだろうか...

そんなこともお構いなしで僕たちは遊び続けた。

 

でも犯人が誰かは気がつくわけで、M本が家に押しかけてきた。

チャイムを鳴らすM本。

居留守を続ける僕たち。

チャイムを鳴らすM本。

 

「いるのは分かってんだぞ!」

 

そりゃそうだ。

だって彼のドラクエがここにあるんだもの。

それでも居留守を続けた。

 

諦めたのかチャイムの音はしなくなった。

 

中学生は残酷なものだ。

人の痛みをしらないと言うのか、よくもまぁ平気でそんなことができたもんだ。

 

その後はどうしたんだっけかなぁ。

ちゃんとそのこと話たんだっけ?

 

 

 

 

 

 

【記憶のゴミ箱】D&Dごっこ

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建設途中の建造物を「城」や「洞窟」に見立てて、

その中を冒険する遊びに夢中になったことがあった。

 

最初は一人でやっていたが、そのうち中の良い友人たちも誘って行く様になった。

 

中学生の時、D&Dというテーブルトークが仲間内で流行った。

日曜日にマスターの家に集まって、ファンタジーの世界に没頭したものだ。

本当に好きでよくみんなで遊んだ。

 

そんな経緯もあって「D&Dごっこ」とみんなで呼ぶようにした。

 

学校の近くに「チュルコメ」と呼ばれている駄菓子屋があった。

その駄菓子屋を「冒険の酒場」と称して冒険の拠点にした。

一戸建ては「城」、マンションは「洞窟」。

ろうそくやライターをたいまつに見立てて冒険を繰り返した。

冒険を終えるたびに「酒場」でチェリオで乾杯した。

 

ああいった暗いところはなぜか興奮する。

人に見つかってはいけないという緊張感。

建設中の骨組みをよじ登る恐怖感。

無事に出てこれたことへの達成感。

 

そんなことを繰り返していたある日。

 

今日も「城」を攻略すべく意気揚々と乗り込む4人。

今日の「城」は木の板はむき出しだが、床、壁は既に組まれていた。

床にそっと足をのせる。

1階の各部屋をのぞいて2階へ向かった。

月明かりが差し込む部屋の真ん中にろうそくを立てた。

その火を囲みながら小声で会話を楽しむ。

自分たちだけの世界が広がっていく。

 

そんなときだった。

急に大きな声が響いた。

 

「誰かいるのか!!」

 

みんなに動揺が走った。

「しっ!、火消せ!」

それ以降誰一人として声を発するものはいなかった。

 

「城」に入っていくうちらの姿が見られたのか、

2階で灯したろうそくの光に気がついたのか。

 

沈黙の時間が流れた。

 

どうやらその人は家の周りを見て回っているようだ。

人の気配というのは分かるものだ。

入ってくる気配は無い。

一体どれくらいの時間が経ったかは分からない。

 

「行ったよな...」

「行ったと思う...」

 

同じタイミングで喋りだした。

他のみんなも気配を感じていたんだろう。

それから足音を立てないように1階に下り、一斉に「城」を飛び出した。

 

興奮冷めやらぬうちに戻ってきた「酒場」では今日の反省会が行われた。

 

「ホント、びっくりしたよな。」

「動揺して火消したけど、あれじゃ逆に居るのバレちゃうよなぁ。」

 

チェリオ片手に冒険譚が語られていく。

まったく懲りてない様子だ。

 

高校生1年生の冬が過ぎていく。

 

 

 

 

【記憶のゴミ箱】屋上の雪だるま

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中学校生活もいよいよ終わりが近づいてきた。

 

私立高校入試の前日ということもあって、学校は朝のホームルームで終了。

教室には誰もいないはずだった。

ところが僕と友人のI本は教室に残っていた。

僕もI本も明日は入試だったが、卒業文集が書き終わっていない友人につきあって、
残ることになってしまった。

 

窓の外を眺める。

今日は朝から雪が降っていて、積もり始めていた。

廊下の窓からは、隣の校舎への渡り廊下の屋根に出ることができる。

それを渡って隣の校舎の屋上にも行ける。

僕は隣の校舎へとつながる渡り廊下の屋上でひとり雪だるまを作り始めた。

 

少しすると担任が進捗を確認しに教室に来た。

雪だるまをつくっている僕の姿をみて、

「風邪ひかないようにね」と声をかけて職員室に戻っていった。

僕はひとり、雪だるまを並べて喜んでいた。

 

しばらくすると文集を書き終えたのか、I本が僕の元にやってきた。

それからは二人で雪だるまを作ることに夢中になっていった。

いつしか隣の校舎の屋上に舞台を移し、黙々と雪だるまをつくる。

雪がだんだん強くなる。

雪だるまもだんだん大きくなる。

そのうち一人で動かすのが限界に達した。

I本も手伝う。

二人で転がした。

さらに大きくなる。

二人で動かすもの限界に達した。

本当に動かない。

とにかくバカでかい。

雪だるまというよりは、ただのデカイ雪だま。

 

なぜか二人とも満足していた。

 

気がつくと昼前になっていた。

下級生の給食のパンを拝借して学校を後にした。

 

 

次の日。

前日に降った雪も止み、入試も無事に終わった。

 

そして次の日。

学校へ登校するなり、担任がすっ飛んできた。

「とにかく校長室にきなさい!」

どうやら二人が帰った後に事件になっていたらしい。

屋上の雪だまを見つけた下級生たちが、珍しがってこぞって屋上に出てしまったそうな。

先生たちは暴徒化しそうな生徒をとめるのに必死だったらしい。

給食のパンを二人で食べているころ、僕たちの知らないところでそんな事件がおきていたとは。

 

ホント、こっぴどく怒られました。

校長先生に怒られるなんて滅多にないからね。

ケガ人がでなかっただけでも幸いでした。

 

その後はと言うと、その窓には針金が巻かれていた。

 

VisualStudioでタブ、スペースを可視化する方法

設定方法

[編集]→[詳細]→[スペースの表示]で切り替えることができます。

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デフォルトで表示でも良いような気がします。
個人的には半角スペースは表示なしでも良いと思います。

そういえば昔for文の中のスペースが全角になっていてコンパイルエラーに悩まされている人がいました。

【プログラミング】いろんな "hello world"

C

#include <stdio.h>

int main(void)
{
    printf("hello world.\n");

    return 0;
}

C++

#include <iostream>

int main(void)
{
    std::cout << "hello world.\n";

    return 0;
}

C#

class HelloWorld
{
    static void Main() 
    {
        System.Console.WriteLine("Hello, world!");
    }
}

自分が普段使っている言語の “hello world” を書いてみました。

ウィキペディアに一覧がありました。

なんじゃこりゃ!?っていう hello world もあるので是非見てみてください。
こういうところから別の言語に興味を持つもの良いではないでしょうか。