WindowsにJenkinsをインストールする手順です。
以下の環境で確認を行っています。
Windows10
Jenkins 2.246.2
JDK 11
JDKのインストール
Jenkinsのインストール時にJavaがインストールされている必要があります。
バージョンはJava11のインストールが必要となります。
今回はMicrosoftが提供しているOpneJava11を使用します。
当初は以下のJDKを使用してみましたが、プラグインのインストールに失敗する問題が発生したため、上記のMicrosoftが提供しているビルドを使用しています。
以下はセットアップの一例です。
C:\Java\のフォルダを作成します。
zipファイルを展開後、そのフォルダにコピーします。
環境変数>システム環境編のパスの設定でC:\Java\jdk-11.0.21+9\binを追加します。
コマンドライン等でパスが通っていることを確認します。
C:\>java -version openjdk version "11.0.21" 2023-10-17 LTS OpenJDK Runtime Environment Microsoft-8519785 (build 11.0.21+9-LTS) OpenJDK 64-Bit Server VM Microsoft-8519785 (build 11.0.21+9-LTS, mixed mode)
Jenkinsのインストール
Jenkinsのオフィシャルのページよりインストーラをダウンロードします。
ダウンロードしたjenkins.msiを実行してインストールを開始します。
バージョン2.426.2をインストールした際の手順となります。
インストール先を変更したい場合はここで指定します。
Service logoon Credentialsは非推奨ですがLocalSystemを選択します。
サービスにログインする設定は後でも変更できるので、一旦ここではLocalSystemとしておきます。
ポートは8080のままとします。
チェックでOKが出ることを確認します。
Javaのパスは先ほどインストールしたC:\Java\jdk-11.0.21+9\を指定します。
カスタムセットアップは変更しないでこのままとします。
インストールを開始します。
完了したらFinishを押して終了します。
初期設定
インストールが完了したらブラウザが起動して初期設定画面が開きます。
インストール後に自動で起動しない場合はhttp://localhost:8080に直接アクセスしてください。
C:\ProgramData\Jenkins.jenkins\secretsのフォルダのinitialAdminPasswordファイルに記載されているパスワードを入力します。
プラグインはInstall suggested pluginsで進めます。
プラグインのインストールが行われます。
管理者ユーザーの作成を行います。
初期設定が完了したら Start using Jenkins を押します。
Jnekinsのホーム画面が表示されます。
これでJenkinsのインストールと初期設定は完了です。