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プログラムやゲーム、旅、愛する家族について綴っていきます。

【韓国一人旅】韓国(3回目):7日目

8/20(金)
7:00 モッポバスターミナル

↓ バス

12:10 マサン

12:40 南部バスターミナル

↓ バス

14:30 コヒョン

朝6:00に起床。
今日はスジンが実家に向かうべくバスで移動することになっている。
スジンの実家はコジェドと言うところで、プサンの南西にある。
バスで行く道しかなく、結構時間がかかるので今日は早起きです。

朝ゴハンまでご馳走になりました。
お母さん手作りのチャプチェ。
本当に美味しかったです。
それからミスカルという穀物を粉にしたものを水で溶いて飲む。
栄養があって体にも良いんだって。
お土産にミスカルまでいただいてしましました。
本当にお世話になりました。
今度会うまでにはもう少し喋れるように勉強しておきます。

モッポのバスターミナルからバスに乗り込む。
マサンまで5時間。
途中のサービスエリアでポントゥィギとホトクというお菓子を食べた。
ポントゥィギは平べったいポンポン菓子みたいなもの。
さっぱりしてて美味しいです。
ホトクは平たい餅に蜜がかかっているお菓子。
これも美味しかった。
スジンはポントゥィギが大好きで一人でもしゃもしゃ食べてたなぁ。

マサンに到着。
ここで別のバスに乗り換え。
ここでもポントゥィギ買いました。
またスジンが一人で食べてたよ。
ほんとに好きなんだね。

乗り換えてさらに2時間。
ようやく到着しましたコジェド。
スジンが生まれ育った街。

とりあえずお姉さん夫婦の家に案内された。
お姉さんと1歳になるファランが出迎えてくれた。
お姉さんのおなかには赤ちゃんがいるみたいだ。
大変なときにお邪魔してしまった。

今日はここに泊まってくださいだって。
本当にお世話になります。

早速、街を散歩しに出かけた。

バスターミナルを中心に街が栄えている。
大きな通りには雑居ビルが立ち並び、いろんなお店がある。
ちょっと歩くと街から外れる。
小さい街だ。

スジンはここで高校生まで過ごしていた。
通り過ぎる女子高生の制服をみては「懐かしい」とちょっと恥ずかしそうに眺めていた。
市街から15分も歩かないで到着したのが捕虜収容所跡地。
ここは朝鮮戦争の時に実際に収容所として使用していたらしく、
映画撮影にも使用された場所で、現在は資料館として見学ができるようになっている。
日本人の観光客はおらず、ちょっと周りの目も気にはなりながら見学した。
やはりこういうところに来ると申し訳ない気持ちになるわけで…
でも事実は事実として受け止めておいて、
若い僕らはそういった蟠りもなく接していくことができればなによりだ。

収容所跡地を見学した後はちょっと早めだが夕飯を食べた。
チョルミョン、コンククス、キムパブを食べた。
麺は冷麺ほど腰がなく素麺に近い感じ。
チョルミョンはスープではなく薬念に混ぜて食べるもの。
コンククスは冷たい豆乳のスープで食べるもの。
お互い交換しながら食べたがどちらも美味しかった。

その後はまた街をぷらぷら散歩した。
他愛も無い話をしながら市場をみたり、本屋に行ったり、そんな時間が楽しかった。

日も暮れてきた頃にバスターミナルの近くのゲーセンで遊んだ。
よくて「鉄拳3」があるくらいの場末な感じのゲーセンだ。
あとは「これ、テトリス?」っていうのがある感じ。
ホント自分が子供の頃によくあった暗くて小さいゲーセンだった。
その中にカラオケボックス
本当に電話ボックスくらいしかないカラオケボックスがあって、
そこで二人でまたカラオケしました。

お姉さん夫婦の家に戻る。
少しするとだんなさんが仕事から帰ってきた。

一緒にお酒を飲みながらいろいろ話をした。
お姉さんも旦那さんも日本語はまったくダメ。
でも頑張って話してみた。
ちゃんと伝わったかは不安だけど、楽しい時間が過ごせた。
ほとんどはスジンの通訳で会話してたけど。

疲れているのに相手してくれて本当にありがとう。


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【韓国一人旅】夜のひと時

寝る前にお母さんとミンヒさん、スジンとテレビを観た。

人気のあるドラマなのかな?
人気スターの家に、とある女の子と一緒に生活しているという設定のドラマらしい…
もちろん言葉は分からないがなんとなく内容は伝わってくる。
他のみんなは一喜一憂。
お母さんもなんかテレビに向かって怒ったりしてるし…

ところどころスジンに説明してもらいなが、なんとか一緒に見続けた。

部屋の電気も消した薄暗い部屋の中でみんなで見たテレビ。
忘れなれないなぁ。


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【韓国一人旅】ホンオ

インラインスケートとサイクリングでヘトヘトだったが、
休む間もなく次の場所へと連れて行かれた。
公園から歩いて10分。
裏路地にあるお店。
小さい卓が10卓ほど置かれている。
そんなに大きなお店ではないが繁盛しているみたいだ。
案内されるがままに卓につく。
ミンヒさんがなにやら注文している。

すぐに大きな瓶に入ったマッコリが運ばれていた。
ちょっと黄ばんでいていくらか濃い感じがしたが、これもまた美味しい。

そうこうしているうちに次々と料理が運ばれてくる。
白身魚の刺身、豚の角切り肉を蒸したものやキムチ、ナムル、
唐辛子、それからケジャン(蟹を醤油につけたもの)が出てきた。
港町だもの。
確かにこっちではまだ刺身は食べてなかった。
「これなんて魚?」
「ホンオ」

ホンオ?
どっかで聞いた名前…
いつだか日本のテレビで、ものすごい悪臭で有名な料理として紹介されてたものだ。
エイの肉で、発酵させるんだそうです。
これがあの有名なホンオですか…

恐る恐る臭いを嗅いでみる。
ん?確かに若干アンモニア臭はするけど、テレビのリアクションをするほどのものではないぞ?

このホンオには食べ方がある。
サンチュにホンオ、豚肉、キムチをのせて、コチュジャン(?)をつけて包んで食べる。
これがまた美味しいの。
正直、魚の味はあまりしないけど、酒がすすむ味です。
その後はホンオ単体で挑戦してみたけど、これまたイケる味でした。
これまた酒がすすむ。

さらにケジャンも美味しかったなぁ。
蟹の身はそんなに食べるところは無かったけど、蟹ミソにご飯を混ぜて食べる。
これがまた美味しいんです。

それから一緒についてきた青唐辛子。
こいつがものすごい厄介だった。
進められるがままに一口、ホント一口だけかじった。
こいつがものすごく辛い!
辛いというか痛い!
食べた後に二人が「これ辛いから」だって。

隣のおやじはお代わりするぐらいモリモリ食べてるんだけどなぁ。

昼はポンテギ食ったし、なんか一日でいろんなもん食ったけど大丈夫かな…
でも、これぞ韓国っていうものばっかりで自分としては満足だった。
ホント、一人じゃ食べないものばかりだと思う。

食べ終えた後もまっすぐ家には帰らず夜の街へ。
といってもモッポの市街からは少し外れたところ。
ちょっとした繁華街ではあるけど正直場末な感じは否めない。
二人は意気揚々と雑居ビルに入っていく。
カラオケ。
韓国の人はホントカラオケがすきなのね。
二人はず~っと歌ってたよ。
2時間でカラオケ屋を後にし、ミンヒさんの家に戻った。


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【韓国一人旅】韓国(3回目):6日目

8/19(木)

12:30、モッポ駅で待ち合わせ。
約束の時間より早く来ていたので、先日買った「ワンピース」を読みながら時間を潰した。
元を知っているので、なんとなく読むことができる。
「メクチュビョン」
ルフィーが悪魔の実を食べた後に、シャンクスに笑われながら言われてた。
文脈からると確か「カナヅチ」のはず。
「メクチュビョン」は「ビール瓶」。
つまり、泳げない人のことを「ビール瓶」と言うらしい。

約束の時間だ。
列車が到着する。
待合室の中から改札を通り抜ける人の流れに目を向けた。
スジンとミンヒさんがこっちに向かってくるのが見えた。
本当に韓国で再会することができました。
ミンヒさんも日本で1、2回会った事があったけど、覚えててくれてたみたい。
「なんでここにいるんだろう?」
スジンに聞くと「ホント、なんでここにいるんでしょうね」だって。
見知らぬ土地で再会できて、本当に不思議な気持ちになった。

早速3人で昼ごはんを食べに行った。
そこで、トッポッキとスックルレという草もちみたいなのに蜜がかかったもの、
それから3種類のククスを頼んでみんなで食べた。
ネンビククス、カラッククス、ピビンククス。
どれも美味しかったな。
やっぱりみんなで食べるご飯は美味しい。

その後はミンヒさんの家に案内された。
高層マンションが建ち並ぶ団地。
一昨日に続き、再び韓国のお宅に招待された。
お母さんとお父さん、それから妹さん(実は双子らしい)が家にいた。

「今日、泊まっていって良いですから」
と言ってミンヒさんの部屋に案内される。

「行きますよ」
荷物を置いて休む間もなく外に連れて行かれた。

お母さんが車で待ったいた。
これからドライブに連れて行ってくれるらしい。
言われるがままに車に乗って、モッポの街を車で走る。

車の中ではお母さん、ミンヒさん、スジンがなにやら話している。
そんな会話を横に聞きながら外を眺めていた。
なんかとっても不思議な気分になった。

少し走ると蓮畑に到着した。
ここの蓮畑がまたバカでかい。
今日はここで祭りが行われていた。
祭りといっても日本みたいな祭りではない。
前衛的な踊りというのか、なんか精霊を模した奴がのろーり、のろーりと出てきて
よく分からんことをしてる。
そしてやたら長い。
お母さんたちもさすがに飽きたのか途中で観るのをやめてしまった。

蓮畑をぐるっと一周した。
出口のところに屋台が数軒並んでいた。
そこでポンテギとコドン(貝を煮たやつ)を食べた。
ポンテギ
さなぎを煮たもの。
去年は挑戦しなかったけど、今年は食べておこうと思った。
でも、最初の一口が躊躇われる。
二人の女の子たちは「おいしい、おいしい」って言いながら食べてるよ。
僕といえば前歯で咥えながらも、ぎゃーぎゃー言うだけでなかなか食べれない。
勇気を出して一つ。
薄い塩味の汁とちょっと香ばしい味が口に広がる。
噛むほどに薄皮みたいなものが細かくなって口にまとわりつく。
不味くもないが特別美味しいものでもない。
その後もぎゃーぎゃー言いながらも食べました。
ポンテギ
次は挑戦するかな?

その後は港に車を走らせた。
海辺の公園に到着。
ここでインラインスケートとサイクリングをした。
一昨日はキョンジュでサイクリングしたばかりなのになぁ。
おじさんにはちょっと辛かったです…


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【韓国一人旅】韓国(3回目):5日目

11:00 クァンアン

11:20 ソミョン
12:00

12:20 プサン
13:30

14:00 ササン
14:20 西部バスターミナル

↓ バス

20:00 モッポバスターミナル
20:15

20:30 モッポ

今日は朝から天気が悪い。
台風が近づいているらしい。

前の日にスジンと連絡が取れた。
スジンは明日、日本に来ていた時にルームメイトだったという
知り合いを訪ねてモッポまで行くんだそうです。
その人は自分も行ってるサークルに来ていた人で、
顔は見たことある程度の知り合いです。

それに便乗して明日、モッポで会う約束をした。

今日の朝ゴハンはテジクッパ
豚骨のダシのクッパだ。
ここプサンでしか食べれないとのこと。
これがなかなか美味かった。
記念にと思って写真を撮らしてもらおうと思ったら、
お店の人に断られたのにはちょっとムッとした。

プサン駅の案内所でモッポへの行き方を聞く。
汽車だと以外に時間がかかるらしい。
バスで行くほうが早いと言われた。
それでも6時間かかるらしい。
遠いね、モッポは。
それから今日は危ないかもしれない。
モッポの方に台風が直撃していて、結構な被害が出ているらしい…

でも、今日中に着いてないとマズイんだよね。

ササンという駅にバスターミナルがある。
ここからバスに乗って6時間。
途中からものすごい豪雨。
そんな中バスは走る。
前に座っていた女の子がひょこひょこ頭出しては僕の方を見る。
ちょっと相手をするつもりだったが、なんだかんだ2時間くらいは一緒に遊んだ。
一緒に絵を描いたり、なんか歌うたってたから勝手にあわせてみたり、
飴までもらっちゃいました。
その親子は途中で降りていってしまった。

その後はバスに吹き付ける雨で外も見えなくなっていたが、その窓をぼーっと眺めていた。

モッポに着いたのはときはもうすっかり夜になっていた。
雨は相変わらず降っていたものの、暴風域からは外れたのか落ち着いてきていた。

ホテルをさがし、夕飯を済ませる。


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【韓国一人旅】一杯の冷麺

何だかんだありましたが今晩も泊めてもらうことになりました。
これだけはホント感謝。

今日もお姉さんが来てくれて、一緒に夕飯を食べた。
一杯の冷麺を三人で分けあった。

一つのものをみんなで分けあって食べる。
なんか韓国らしいなぁ。
でも、自分にはちょっと物足りない。
二人は満足なのかな?
なんか生活も苦しそうな感じだし、
もしかしたら「一杯のかけ蕎麦」ならぬ「一杯の冷麺」?

その後は一緒にテレビを観て過ごす。
人気のあるドラマなのか二人は楽しそうに観ている。
画面を観てればなんとなく内容は分かるが、
言っている事はさっぱり分からない。

いろいろあったけどやっぱり良い思い出になったなぁ。


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【韓国一人旅】ちょっとプチギレ

しかし、次の目的になかなか着かない。
どこまで行くのか聞いたら、近くに湖があるからそこまで行くとの事。
おいおい、ちょっと聞いてないですよ。
とりあえず地図を見ても遺跡なんかはなさそう。
ホテルなどがあってちょっとした観光地にはなっているみたい。
ま、湖くらいならと思ったのが運のつき。
そこからが大変でした。
山道は登るし、湖では勝手にいろんなとこ行っちゃうし。
多分、彼も楽しんでもらおうと必死だったのかもしれない。
でも、なんかそれも空回りしてる感じ。
「せっかく来たんだからいろいろ見て回りたい」と言っているのに
彼の勝手な行動になんか振り回されているんだよな。
ちょっとプチギレてました。
少し進んでは「あー、こっちも見る」ってなかなか前に進んでくれないし…

結局帰りも山道を延々走ることに。
その途中で立ち寄った民俗工芸村は少し見るによいところだったけど。
大したものは売ってないけどお土産も結局買っちゃったし。

結局、ほとんど遺跡は見て回ることができずに
ただただ疲れたサイクリングになってしまいました。

バスターミナルでもうどんが食べたいってお店に入ったら、
ここは高いからとか言って結局カップラーメン食わされるし。
こんなのいつでも食えんだよ!

と、ちょっとプチぎれていたが彼は彼なりに一生懸命案内してくれていたんだと思う。
おじさんちょっと疲れていたのね。
ホントありがとう!


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