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プログラムやゲーム、旅、愛する家族について綴っていきます。

【子育て】「七五三」はやはり特別なお祝いだと思う

こんにちは。

タケゾーです。 

 

先日、下の子が今年3歳になったので七五三のお祝いをしました。

 

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七五三は子供の成長を祝うイベントで人生で何度も無いイベントだ。

うちも写真スタジオでの撮影の為に半年も前から予約するほどの熱の入れようだ。

 

当日も朝からてんやわんやの大騒ぎで、子供もスタジオ入った途端機嫌を損ねて

「きものイヤ!」

とか言い出す始末。

なんとかなだめて着付けしてもらったが、終始舌唇を噛み締めながら泣くを我慢しているようだった。

でも着物に着替えて出てくると本人も嬉しやら恥ずかしいやらで照れながらも笑顔になっていた。

着物姿を見るとホントかわいいと親バカぶりを発揮してしてビデオを取りまくったりするものだ。

 

着物も長く着るのが子供にとっては耐えられないことなのか、写真撮影が終わって神社に参りに行く頃にはまたもやゴネ始めたりするから大変だ。

 

なんとか神社も終わり家族みんなどっと疲れて一日が終わる。

 

どこの家も多分こんな感じだろう。

 

七五三自体は形骸化してきて着物やら写真撮影やら単なるイベントになって来てしまっている。

子供の成長を祝うのだから楽しいイベントで良い。

 

 

子供成長は素直に喜ばしい限りだが、今回はそれだけではない特別な思いがある。

 

本来の七五三のお祝いに込められた思いというのは昔は子供の死亡率が高かったので子供の無事や成長を祝う為に始まったとされている。

そうなのだ、昔は普通に成長することが当たり前ではなかったのだ。

 

 

そしてうちの子の場合。 

下の子は早産で予定よりも一ヶ月も早く生まれてしまった。

妻が妊娠高血圧症候群妊娠中毒症)で予定日より1ヶ月半前から入院することになってしまった。

経過を見ていたが10日ほど経っても血圧は下がらず、このまま長引けば母子ともに良くない状態との判断で帝王切開による早期出産となった。

 

手術は2時間程で終了。

 

手術室から出てきたのは保育器に入った状態の我が子。

1700gの小さな命。

ケース越しにか見ることができず、ほんの少しだけの対面でそのままNICU(新生児集中治療管理室)すぐに治療が始まるとのこと。

 

生まれた姿を見て嬉しいのはもちろんであったが、抱っこもできずそのままNICUに運ばれていく姿を見て思わず泣いてしまった。

 

面会が出来たのは次の日になってからだ。

そこで目にした姿は小さい体に管や心電などを計測するためのセンサなどが貼り付けられた状態の子供の姿だった。

 

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低体重で生まれたので24時間監視の元で何かあった場合に高度医療が受けられる状態にあるのだ。

 

この痛々しい姿を見て病室を出た後で泣いてしまった。

 

初めて抱っこができたのはその次の日になってからだ。

面会時間は決まっているので最初の数日は毎日病院に行った。

 

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妻の退院後は母乳を定期的に届ける必要があるので2、3日毎に面会しに行った。

 

そして出産から3週間程していよいよ退院。

上の子と病院のホールで待っていると向こうから妻とNICUの先生と看護師さんが赤ちゃんを連れてやってきた。

お姉ちゃんは初めて見る妹に少し戸惑いながらも嬉しそうな表情を浮かべている。

 

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無事に元気な姿を観ることが出来てNICUの先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

 

 

そんな子供ももう3歳を迎えた。

今では元気に飛び回ったり、虫に興味を持ったり、怒られても1日中テレビ観てたり、姉妹ゲンカしたり、でも仲良く遊んだり、笑ったり、泣いたり、怒ったり...

 

日々の忙しい子育てで忘れてしまっているが、こうして元気でいることがあたり前の幸せだということを改めて実感させられた。

 

本当に元気に育ってくれてありがとう。