はじめに
UE4.16.0の環境で確認している現象です。
UEのエディタでBlueprintを開いただけで下手したら数分PCが固まることがあります。
開いたBlueprintないで別の関数に移動するだけでも数分固まることもあります。
また、検索をかけると返ってくるまでにものすごく時間がかかる場合もあります。
正直言って作業できないレベル。
こんな状況で半年くらい使い続けていました。
調べてみたら同じような症状の人や改善方法が紹介されていたので、改めて解消方法を紹介します。
PCスペック
OS : Windows7(64bit) CPU : Intel Core i7-6700 3.4GHz メモリ : 16G グラボ : GeForce GTX 1050 Ti (4G)
UE4を動作させるには最低限のスペックは満たしていると思われます。
このスペックのPCでもBlueprintを編集するために開いただけでも数十秒から下手すると数分帰ってこないことがあります。
MS IMEをやめる
一番効果があったので先に書きますが、MS IMEを使用しているとエディタが不安定になるようです。
Google IMEをインストールしてGoole IMEを有効にしてからUEのエディタを起動したところ、
Blueprintのエディタの起動がめちゃくちゃ速くなりました!
Blueprint内の関数、変数、イベントへのジャンプのレスポンスもものすごく良くなりました。
他のAssetなどを開いてもすぐに開いてくれます。
Google IMEのインストール
自動送信されるのが嫌だという方はダウンロード時に以下のオプション設定を無効にしてみてください。
オプション: 使用状況データと障害レポートを Google に自動送信して Google 日本語入力の機能向上に役立てる。
エディタ内の言語を英語に変える
体感できるほどの速度向上は見られなかったが、やらないよりはやったほうがマシというレベル。
そもそも日本語訳が変だったり、Blueprintで作成した変数名などに日本が含まれてしまうケースなどがあるため、エディタが重くなる原因とは別に英語に切り替えたほうが良さそうです。
エディタの再起動
最初はこれでだましだまし使っていました。
Google IMEに切り替えた後でもUE自体が不安定になる場合もあるとのことなので、少しでも挙動が怪しくなったらとりあえず再起動は必須。
VisualStudioから実行して診断ツールでプロセスメモリで確認したところ、何かの操作をした後で放置していたら24Gまで使用されていたことがありました。
普段はそれでも4Gから5Gの使用で安定しているようです。
MS IMEをやめても長時間使用しているとやはり重くなはなっていくようです。
その時は素直に再起動しておきましょう。
最後に
MS IMEで激重になる症状はかなり致命的だと思います。
公式に対処法を掲載したほうが良いのではと思います。
次のアップデートなどで改善されることを期待します。