8/6(水)
9:30 シンチョン出発
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↓ 地下鉄
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9:50 ソウル駅到着
10:00 ソウル駅出発
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↓ セマウル号
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14:30 プサン到着
↓
↓ 地下鉄
↓
16:00 ヘウンデ到着
ソウル駅に到着。
ここでプサンまで行くために列車の乗車券を買う。
韓国を縦断している列車、セマウル号だ。
「プサンカジ チケッ ハナジュセヨ。セマウルホ、セマウルホ」
通じるものだ。
10:00発らしい、ソウル駅に着いてから10分と経ってない。
前回の旅行とは比べ物にならない行動力だ。
というかこのときは前回の失敗もあるので、どうにでもなれという気持ちだったのかもしれない…
とにかく列車に飛び乗る。
車両番号と座席番号を確認して自分の席を探す。
あったあった、ここだ。
座って出発を待っていると前に座ってたおじさんに声をかけられた。
なにを言われているのかさっぱりだったが、夫婦で座席がバラバラになったから換わってくれとのこと。
断る理由もないし、断ることもできないので座席を交換した。
すると少しして僕の隣に一人の男性が座った。
その彼は軍服を着ているが見た目はずいぶんと若い。というか子供っぽい顔をしている。
列車が出発して30分。
最初は「地球の歩き方」を読んでいた。
プサンまでの道のりは4時間。
ただ座ってるわけにもいかない。
僕は思い切って声をかけた。
その彼は快く(?)応じてくれた。
いろいろな話をした。
一人で旅行していることやプサンまで行くこと、アニメや映画のこと。
彼は二十歳(?)で兵役を済ますために軍隊に入っていること、そのために大学を休んでいること、
ただ、体が弱いので兵役期間が他の人と比べると短いらしくそれがうれしいといっていたこと
(この辺はまったく自信なし、多分こんなこと言ってたはず)、
夏休みで実家に帰るところだと言っていた。
プサンではヘウンデという海岸がいいところだということも教えてもらった。
確かにガイドブックにもそう書いてある。
今日はそこまで行くことに決めた。
昼になったので彼を誘って食堂車で一緒にご飯を食べた。
「トシラク」という日本でいうところの幕の内弁当みたいなもの?を食べた。
二人分で20000ウォン取られた。
彼も高いよと言ってた。
食事後もプサンに到着するまで話し続けた。
ヘウンデまで行くことを伝えた。
すると彼の実家はプサンとヘウンデの間にあるらしい。
本当だったらバスか車で迎えに来てもらうらしいが、
僕のことを心配してくれたのか「一緒に地下鉄で行くよ」と言ってくれた。
地下鉄に乗ると「ヘウンデはここだからね」と路線図を指差しながら教えてくれたり、彼が降りる間際に、
他の知らない人に「この日本人がヘウンデで降りるから教えてあげてください」と頼んでくれていた(多分…)。
相当不安そうに見えたらしい…
僕は「クェンチャナヨ」と言って彼と別れた。